英語の教科書でみたアメリカと英国文化
中学校で初めて、英語を習ったときに、その会話の内容に驚いた。
友達の家に招かれた時の会話:
ホスト: ジュース飲む?
ゲスト: 牛乳がいい
え?と子供心に遠慮のなさに驚いた。なんで、選択肢にないものを要求するのか???図々しくない?と思った。実際にアメリカで生活してみて、この会話は特に違和感はない。
大人になって、イギリス留学したときに、講師にこう聞かれた。
私達ね、例えば、ホストからお菓子をおすすめされたとするじゃない。でも、最初は断るのよ。お気遣いなくって。でも、別にこれは本当に食べたくなくて断っているわけじゃなくて、社交辞令っていうのかしらね。あなた達の国でもやる?やるとしたら何回断る?
衝撃的だった。英語=遠慮のない会話を前提にしていたのに、まさか、何回 「お気遣いなく」 のやり取りをするのかを聞かれるなんて思いもしなかった。
学生時代にイギリス留学したときには、寮生活で周りはアメリカ人ばかりで、ほとんどイギリス人との接触がなく、全くこの文化の違いに気づけなかっったのは、残念でならない。
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