名前負け?名前勝ち?
昔の知り合いに、ドイツ人と日本人のハーフの男の人がいた。ハーフの中でも、外国人の血が顕著に出ているタイプで、身長180cmの超イケメン、外国人顔だった。
で、名前はというと(本当の名前は書けないので、似たようなところで)
北条時宗です。
みたいな、超サムライ的な日本人を思わせる渋い名前だった。
ついでに、日本生まれ、日本育ちの中身日本人。
クライアントの会議室に、外国人モデルみたいな男性が入ってきて、名刺を交換しただけで、ギャップ萌え(笑)。同僚からは、自己紹介で笑い取れるって、ずるいよねーと羨ましがられていた。
アイデア一つで、面白くなる場合もある。
広告デザイン業界はゆるーいところなので、ある程度のギャグは許される。
アロハシャツはハワイの正装ですから。って言って、アロハでクライアント会議に言っても許されるくらいまではゆるい。
彼の名前は有田幸治。いたって普通の名前。
でも、名刺はというと
蟻 蛸 蛆
(あり た こ うじ)
と漢字三文字。めっちゃ普通の名前なのに、めっちゃ覚えてもらえる。
まあ、他の業界では難しいかもしれないけれど。。。
古典的なところで言えば、名前は、自分自身を縛るものであり、区切るものの象徴であるから、名前次第で、人生が変わるというのは、あながち嘘ではないかもしれない。
私は自分の名前が嫌いだ。でも、生まれてからずっと付き合ってきた名前には、愛着というか、切っても切れない感情を持っている。まさに、自分自身に対する考え方が、名前に対する考え方によく似ている。だから、名前同様に自分のことも嫌いなのかもしれない。
名前変えたら、自分が好きになるだろうか?
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