自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

英語の教科書でみたアメリカと英国文化

中学校で初めて、英語を習ったときに、その会話の内容に驚いた。


友達の家に招かれた時の会話:
ホスト: ジュース飲む?
ゲスト: 牛乳がいい


え?と子供心に遠慮のなさに驚いた。なんで、選択肢にないものを要求するのか???図々しくない?と思った。実際にアメリカで生活してみて、この会話は特に違和感はない。


大人になって、イギリス留学したときに、講師にこう聞かれた。


私達ね、例えば、ホストからお菓子をおすすめされたとするじゃない。でも、最初は断るのよ。お気遣いなくって。でも、別にこれは本当に食べたくなくて断っているわけじゃなくて、社交辞令っていうのかしらね。あなた達の国でもやる?やるとしたら何回断る?


衝撃的だった。英語=遠慮のない会話を前提にしていたのに、まさか、何回 「お気遣いなく」 のやり取りをするのかを聞かれるなんて思いもしなかった。


学生時代にイギリス留学したときには、寮生活で周りはアメリカ人ばかりで、ほとんどイギリス人との接触がなく、全くこの文化の違いに気づけなかっったのは、残念でならない。

土地に呼ばれて旅をする Air余談

上海出張のとき、なぜ、飛んだ飛行機と飛ばなかった飛行機があったのか?


当日午前中に、台風があり、当日午後には、台風はすでにおさまっていたので、天候的には、なんの問題もなかった。上海から日本行きの選択肢は、以下の3択で以下の結果だった。


ANA     数時間遅延
中国東方航空 数時間遅延
中華航空   当日キャンセル、翌日に遅延


日本から飛んできたであろうANAはさておき、中国2社の結果の違いは、ホームの違い。つまり、遅延したときに代わりの飛行機があるかどうかの問題で、上海を拠点とする中国東方航空には代替えの飛行機があったため、天候回復次第飛ばすことができたが、北京を拠点とする中華航空には代わりの飛行機がなかった。つまり、台風で、前の飛行機が飛んでこないから、今飛ばせる代わりの飛行機がないから飛ばなかった。


飛ばなかった中華航空のホテル手配の対応はひどいもので、怒り狂った客がひしめいていた。。。


当日の航空券は、JALは時間が合わず、ANAは高かったけれど、中華系2社の飛行機の値段も時間もそんなに変わらなかったはず。選択の余地があるならば、拠点空港の飛行機を選ぶべし。ということを学びました。

土地に呼ばれて旅をする

インドには、行ける人と行けない人がいる。
という話がある。インドに呼ばれない人は、インドに行けない。つまり縁がない人はインドに行けない。


この話は、インドだけではなく、比較的多くの場所に当てはまると思っている。というか、私には、よく当てはまる。そして、無理やり行くといいことがない。というのも、経験している。


18歳で、渡米して以来、よく海外旅行にでかけている。と言っても、地域限定だった。ヨーロッパやオセアニア、アメリカに行く計画は、あっという間に実現するけれど、アジアに行こうとすると、必ず邪魔が入る。例えば、


  • とある金曜日に、翌週の仕事がなくなることがわかり、土曜日にハワイ行の航空券を抑え、月曜日に有給を申請、次の土曜日にフライト。一週間後に海外旅行。
  • とある年は、両親を連れてお正月にハワイ、自由のない旅で、物足りず、3月にオーストラリア・ニュージーランドへ11日間、勢い余って、5月にクロアチア・スロベニア・ハンガリー・チェコの旅。


など、アジア以外へはスルッと行けるが、アジアは、


  • 韓国へ半年前から旅行を計画、現地の友達にぜひ来て!!と言われて、プランを練っていたところ、相手の家族の事情が変わり、彼女も一人暮らしをやめることになり、そのまま流れる。
  • 台湾へ旅行と友達と計画、友達がハワイにお嫁に行くことになり頓挫。
  • 香港旅行に誘われ、その気になっていたけれど、なんだかんだ、結局、4人で計画していたのに、2人で行かれた。。。なんだそりゃ?? 出張香港は、人生初飛行機に乗り遅れた。15万円也。
  • 北京は、ツアー旅行に申し込みして、これまた家庭の事情で、キャンセルされ、行かずじまい。。。上海出張は、これまた人生初、飛行機飛ばず、現地に延泊。。。別の飛行機は飛んだ。。。
  • タイは、市民デモで、キャンセル。再挑戦、さらにまたまた治安の悪化に怯えた友人が、旅行3日前に、私の分のキャンセル料も払うから、やめようと提案してきて、一人で行くから気にしないで。といったところ、それはもっとできないと言われて、二人で行った。が、食中毒になり、価値観の違いで喧嘩し、絶交。。。。


つまり、無理やり行くとよろしくないことが起きるということか???


サンクスギビングは、セドナとグランドキャニオンに行きたいなぁと思っていたけれど、なんとなく、行けない気がしていた。実際に計画して、色々調べて、いざ、飛行機のチケットを買う段になったら、突然、友達が母国から友人が遊びにくることになったから、ごめん。やっぱり行けない。と言ってきた。。。


もちろん、別の友だちを誘って、行くこともできるんだろうけど、無理やり行っていいことがないような気がしているので今回はやめた。次回行けるかなあ。


単なる偶然かもしれないし、都合よく切り取っているだけかもしれない。ただ、これだけ重なると運命的なものも感じる。何億人も存在する人類、またはそれ以上に存在するすべての生命体の運命の糸が結びついているのか、そうでないのか。


未知だけれど、私は神様や運命を信じたいと思っている。その方がなんとなく世界が広い気がするから。目に見える地上の世界だけでなく、霊魂の世界や幻、時間を超えた世界が広がっていると思う方が、神秘的でワクワクする。