自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

どこまで料理の味は環境に左右されるか 3

水が料理の味を左右するのは、言うまでもない。直接、料理に加えられるし、ある意味材料の一つだから、味を変えないわけがない。


では、空気はどうか?


直接口に入ってくるような、入ってこないような???


沖縄のお寿司と野沢菜の要因は、空気にあるのではないかと思う。


エアコンで温度を調整したとしても、買ってきたパッケージを開けるだけだとしても、
口を開けた時に料理と一緒に入ってくる空気の如何で味が変わるのではないかと思う。


もちろん、匂いも関係する。


オレンジジュースとりんごジュースの実験の話がある。
目を閉じて、鼻をつまんで、ストローで、果肉の入っていないジュースを飲むと、オレンジとりんごの判別ができないらしい。(いつか実験してみようと思うのだけど、オレンジとりんご両方買うと飲みきれない。。。(笑)


つまり、匂いは、味を感じる最大要因の一つで鼻が悪いとか風邪を引いて鼻がつまると味がわからなくなる。私の知っている味音痴は蓄膿症だし、鼻は味の判別に欠かせない


だとすれば、吸い込む空気の種類によって、鼻が敏感に作用して、味を変えるのであれば、長野で食べた野沢菜と、お土産の野沢菜の味が違うのは納得できる。


キャンプのバーベキューもそうだ。
雨の日のバーベキューは、美味しさに欠けている気がする。


空気だけでなく、(水)湿気も味を変えていると思う。


空気の要因の一つの温度は、食べる側だけの問題ではない。
作る側にも影響する。
例えば、チョコレートのテンパリング。これは、環境温度がものすごく味を変える。たぶん食感も?
他の料理はここまで敏感じゃないとしても、多少なりとも味が変わるのではないかと思う。


続く