老後に住む場所を探す
定年退職したら、これをしよう、あれをしよう
と考えていても、いざ、年をとったら、若いときほど体力もなく、実現できなかった。
という話をよく聞く。
要するにしたいことは、今のうちに全部しておいたほうが、いいよね。
ってことなんだろうと思い、鎌倉に住んでみることにした。
老後=隠居=山寺=庵=徒然草?的な発想から、東京の郊外で風情があって良さげなところといえば、鎌倉、葉山あたりなのではないかと思い、東京から、1時間半程度で通える鎌倉を選択。
引っ越してみました。
結論から言うと、老後こそ都会、駅近で病院へ便利に通えるマンションがいい。
- 戸建ての管理や庭の手入れは大変。
- 都心以外は車がないと不便。
- 出前も外食もお弁当も種類が豊富。
最初から田舎に住んでいて、地域に根づいていれば、近所付き合い含めて、話は違うのだと思うのだけど、定年後に知らない土地に引っ越して一から生活を始めるとすれば、住環境の良し悪しが判断基準なるとして、絶対的に不便なんだと2年間の生活を通して、そう思った。
私は、恵比寿、広尾、白金辺りが好きなので、いつも渋谷区と港区の辺りをウロウロしている。ここは非常に便利で、ちょっと歩けば、ご飯にありつけるし、公共交通機関も充実している。特に恵比寿は、JRも地下鉄も使えて、超便利。
広さと築年数さえ気にしなければ、家賃6万円台くらいから住めるので、お金があってもなくても、ずっとこの辺りで暮らしていた私にとって、鎌倉は田舎すぎた。。。不便。遠い。引き籠もる。。。
とはいえ、せっかく鎌倉なんて風光明媚な観光地に引っ越してきたわけで、楽しまない手はない。
- 月イチのペースで、お寺ひとつと美味しいレストラン1軒に通う
- ソファを窓辺に向けておいて、週末の朝は、別荘気分を味わう
観光もできたし、実際に、東京で働いて、帰って最寄りの駅を降りると東京より1-2度気温が低く感じられ、夏はちょっぴりヒンヤリ、避暑地?別荘?な気分を味わえたし、ソファを置いた窓からは、鳥や花で四季を感じられたので、住んでよかった。とは思っている。
けれど、ここに老後にもう一度住みたいか?と言われたら、たぶんNo。観光に時々来るくらいがちょうどいい。私は都会ぐらしがいいなと思った。
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