自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

過労死寸前まで働く

今、振り返ってみて、一生懸命働いた。
あのときは、脳みそが切れそうで、体力が限界で、死ぬかと思った。


と思ったことが何回かある。


コンサルティングというのは、クライアント付加価値がすべてのサービスで、時間単価は数万円~。その価値を短期間でパワーポイントに落としこみ、プレゼンするのは簡単ではない。


よって、能力の欠如や課題の困難性、短納期などは、労働時間でカバーするしかなく、ときに時給換算するとマクドナルド以下じゃない?と言われることがあるほどに、長時間労働であることも多い。


逆に言えば、能力が高く、超効率的なリサーチや分析、高度な知識により、一瞬で解決しても、同一の成果物が提出できるのであれば、誰にも文句は言われない。


ということで、
知識も経験もないコンサルタントになりたてというのは、常に時間との戦いであったりする。


激務その1 脳みそが瀕死
期間: 1.5ヶ月
出張: 15回(東京-大阪)
就業: 朝10時ごろから概ね終電、週イチでタクシーくらい
余興: 大阪15泊すべて違うホテルに宿泊
症状: 
常に頭が目覚めていて、血管がパンパンに張っているんだろうなという自覚症状が出現。頭が常に飽和していて、動かすと破裂するんじゃないかな~という危機感があり、あーこのまま続けるときっと過労死するんだろうな~と。ハイの状態とは異なって、興奮がない。興奮がないのに、緊張がある。続けると死ぬか?という怖さがあった。


激務その2 体力の限界
期間: 6ヶ月
就業: 朝10時ごろから概ね終電、再繁忙期の1ヶ月は2日に一回タクシー3回早朝メーター
余興: 朝か昼休みに20分~30分インドアゴルフ
症状: 
冬休み2週間ほぼ起きられず。実家でご飯を食べ、昼はこたつで、夜は布団で睡眠。まさに冬眠?冬眠はご飯食べないか笑。リアルに回復しなかったし、動けなかっった。こちらは長期なので、脳みそが切れるんじゃないかという心配はなかったけれど、体に蓄積された疲労がまったく回復しなかった。こちらで過労死があるとすると体の憔悴によるものだと思う。脳みそは至って元気だけれど、体力が追いついていない感じ。


体力も、知力も最大限使うことがあっても、限界点まで使った上に過労死することはないのだろうと過信するのは、常に仕事以外の余興スペースを持っていることだと思う。


どんなに激務でも、睡眠時間を削ってでも、”楽しい”と思える瞬間を生活に織り込むことで、心に余裕が生まれ、最悪の事態を回避しているのではないかと思うが、ただの過信なので、実際は死ぬかもしれない。と同時に、病は気から、なので信じれば、死なないかもしれない。


仕事の内容そのものは面白く、好きな仕事であるので、長時間労働もより良いものを作りたいというポジティブ思考からくるものなので、強制労働ではない。それでも、体力の知力を酷使すると臨界点を見ることはあるのではないかと思う。


いくら仕事が好きでも、働きすぎには気をつけよう。とは思うけれど、やっぱりその場になったら、できることを全部やりたい。と思ってしまうんだろうな。とも思う。