理想と現実は違う 女の嫉妬
私は、男は浮気する生き物だと理解していた。つまり、仮に、自分の彼氏が浮気していようとも、隠し通してくれるなら別に問題ない。と思っていた。
私自身は、男に対しては、純粋なので、一人で十分だけれど、男の浮気性?または、その男の浮気性が、仮に私の食欲と同じならば、一人の女に絞れないのも理解はできる。
例えば、私は、毎日同じものを食べられない。和洋中全部食べたいし、麺も米もパンのどれだとしても、一つに絞ることはできない。
食欲と性欲が、または、恋愛感情が同じ種類の嗜好に数えられるかはわからない。けれど、その男が浮気症だということは、火を見るより明らかで、それを踏まえた上で、好きになった以上、許容する以外の道はない。
と、理解していたとしても、実際にその光景を目の当たりにしたときに耐えられるかは別問題だ。
ある日、私は、会社からの帰り道に、彼氏が、女の子とレストランから出てくるところを目撃した。
きちんと考えると、その場所は、その人の働く事務所の近くで、一緒にいる女性も明らかに、リクルートスーツを着ていて、部下を食事に誘ったことが明らかだった。
でも、見た瞬間は違った。
嫉妬に押しつぶされそうになり、立ち尽くす自分がいた。
頭では理解できていても、理性がなんと言おうと、許せない情があった。
場所は少し離れていたし、すぐに立ち去ってしまったので、きちんと考えて、後で笑い話としてネタにできたけれど、瞬間的な感情の動揺は、想像以上だった。
百聞は一見にしかず?
いくら考えて、理解しても、目の当たりにすると、話は違う?
わかっているけど、わかってない。
現実に思い知らされた。
とても、面白い体験だっだ。笑
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