自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

人生楽ありゃ苦もあるさ~ 苦行2

2) 電車代をケチって歩いてみる


歩くと、いつもと違う景色が見える。車は急には止まれないけど、歩いていて止まっても誰にも迷惑をかけない。ついでに、乗り物代も浮く。笑。


旅行に行くとだいたい3万から4万歩歩く。数日歩き続けると、足に豆もできるし、普段運動しないので、疲労感が半端ない。でも、こういう非日常では、アドレナリンが出ているし、疲れよりも興味が勝つので、自分を奮い立たせる機会としては都合がいい。


そして、何よりも、無駄に見なくてもいい景色が見える。
つまり、観光していたら、すっとばす日常風景みたいなものや、裏路地の造り、つまらないオフィス街、住民の窓のデコレーション、意外な技術や歴史。


例えば、この建物は、たぶん、日本で言うところの農林水産省の建物で、ガラスの反射が変なんです。理由はガラスの技術が古いからで、ガラスの厚みが均等でないため、表面に反射する光の屈折も均等でないんですね。ついでに、アルミサッシではなく、窓枠も鉄ですし、大理石のはめ込みなんて珍しい。(ちなみに、日本でこのガラスを見たい場合は、目黒の雅叙園の百段階段で見られます)


歴史を感じるな~的な。


でも、ワシントンDCまでわざわざ観光に来て、別にマニアでもないし、こんな細かいものも、農林水産省の建物を見る必要も特にないよね。とも。思いますが。


歩くと細かいものが楽しめます。


続く