自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

人生における飢餓感 1

人は、生まれて持ったものを所与として生きる。そして、生きていく過程で欲しい物を見つける。


マズローの5段階の欲求はその代表的なものであると思う。


第一段階
生理的欲求
とりあえず、生きていくこと=死なないこと。


大前提ですよね。死んでしまったら終わり。とにかくご飯食べて、うんちして、寝ないと。
動物として生命を維持する最低限。
ネグレクトとか、虐待とか、この最低限を脅かす行為って本当にひどい仕打ちです。。。


第二段階
安全の欲求
安心して生きられること。


ちょっと余裕出てきます。誰かに殺されるとか、自然に負けるとか、そういうの避けたい気持ち。
生きることができるなら、静かに安らかに、怯えず眠りにつきたい。
裏社会に生きたりすると、この欲求は脅かされるのかも。
マズローによると、裏社会に生きる=人としての前提が満たされていないことになります。。。


第三段階
所属と愛の欲求
人としてのつながりをもてること。


コロナになって、鬱になる人が急増したようですけど、まさに、この欲求が満たされない状態。部屋で安全にしているから、安全の欲求は満たされているのでしょうけど、人間は、人と人の間に生きるものですし、この基本がないのは、精神的な安全の欠落を意味するのかと。


鬱になる=精神に異常をきたす。
家にいるの大好きっ子で、週末も時には玄関のドアすら開けない、そんな私ですら、外に出られないことが、かなりの苦痛であり、そこかしこに異常をきたした気がする。特に、第一段階と第二段階が満たされてしまっているから、より欲求の欠乏状態は直接的に感じられるのだろうと思う。


賛否両論だろうけど、コロナが蔓延して、外出も交流も制限して、経済が疲弊して、精神異常者が増えるって本当に正しいのだろうか?


続く