自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

学校って必要なの?

お隣のブログのタイトルに、「学校って必要なの?」というものがあったので、私の雑感を書いてみたいと思います。


学校は必要だと思います。


理由は、
人生をかえるのは、教育だからです。
教育を可能な限り多くの人に与える機会が学校という存在だからです。


では、学校で何を学ぶべきなのか。
それは人それぞれでいいと思います。


何を学ぶのがよいのかは、親が教えるべきものであり、本人が考えるものであり、先生が示すものであると思います。


教える内容は、それぞれで、私立ならば、教育方針を変えられるでしょうし、公立は市町村または国が決めるものなので、時代で移り変わり、良し悪しはわからないし、正解はないまたは正解と言える内容を万人に向けて揃えるのは難しいかと思います。


よくある議論に、子供の頃教わった授業は大人になって役に立たないというものがあります。私は程度の差はあれ、次の視点で大いに役に立っていると思います。


頭の体操です。(ついでに体も体操)


習う内容が何であれ、頭を使うことを覚えます。歴史で習った年号は覚えていませんが、覚える努力をしたことは覚えています。それによって、多少脳みそのシワが増えたと思います。算数も国語も、その後生きていくために必要な内容かを問われると怪しいものもありますが、まとめて、頭の体操だったと思うと、十分に役に立っていると思います。


私は、純粋な子供だったので、親の言うことを100%信じて、学校に行きました。
小学校1年生:今年は大切な年だからね。今勉強においていかれると後でついていくのが大変になるから、一生懸命がんばりなさい。
小学校2年生:今年も、重要だよ。今がんばらないと後で大変になるからね。
小学校3年生:今年も、重要だよ。今がんばらないと後で大変になるからね。
小学校4年生:今年も、重要だよ。今がんばらないと後で大変になるからね。
小学校5年生:今年も、重要だよ。今がんばらないと後で大変になるからね。
小学校6年生:今年も、重要だよ。今がんばらないと後で大変になるからね。


概ね6年間似たようなことを言われ、特に反論することもなく、きちんと頭の体操をし続けました。中学校以降は、特になにも言われませんでしたが、すでに習慣となって染み付いているので、特にサボろうという考えもなく、考えるという行為そのものは、好きなので、勉強を苦痛に思うこともなく、高校、大学に進学し、それぞれの場所で一生懸命好きなことを学びました。


今の私があるのは、基礎教育をきちんと受けたおかげだと思っているので、私は学校制度には賛成です。もちろん、もっといい選択肢はあるのかもしれませんが、万人が教育を受けられる機会という意味での最低限は十分に満たしていると思います。