自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

アメリカの家賃の仕組み

日本で、アパートを借りようと思ったら、不動産やに行けばいい。


では、アメリカで家を借りようと思ったら、どうすればいいか。
日本の不動産やに該当するものはない。


入り口がインターネットであることは、変わりないので、インターネットで検索して、目星をつけるところまでは、同じ。


次は、アメリカはリースオフィスに行くか、所有者に連絡をする。


リースオフィス


リースオフィスは、比較的規模の大きいマンションに併設されている管理事務所。
アポを取って、訪問すると、空いている部屋の説明と案内をしてくれる。
気に入れば、その場で申し込みをすればいい。


入居が決まれば、鍵をもらい、車のナンバーを届け出たり、修理が必要なことになったら、お願いしたり、家賃を払うこともできる(物理的な用事でなければオンラインでもできる)


家賃は時価だ。
毎日、不動産価格のサイトで変動する。
例えば、私が今住むマンションを当初に見た時と申し込みに行った時までの2週間に50ドルの価格変動があった。さらに、スタジオタイプの1ルームが人気で、1ベッドルームよりも価格が高い逆転現象も起きている。つまり、需要と供給をストレートに反映させている。


契約期間は、1ヶ月~概ね12ヶ月(13~15ヶ月などもあるが、2年は見ない)
契約期間が短ければ、高いし、長いと割安。1ヶ月違いだと2~5%くらい家賃が変わる感じ。
翌年の更新時には、概ね現在家賃の2~5%くらい価格が高くなる。(周りには15%増の人もいた)


家賃の他には、水道とゴミ回収などの光熱費を毎月支払う(何が含まれるかは様々)。初期費用としては、手数料が400ドルくらい、と敷金を1ヶ月を収めた。(敷金は人によって違い、外国人の私は1ヶ月、これはとても多い方)


個人所有


リースオフィスがない場合は、個人に連絡をとって、同じように案内してもらい、個人で契約をする。こちらは、時価変動はなく、家主が決めた個別の価格で借りる。手数料は取られないことが多い。


毎年上がる傾斜家賃と呼ばれる仕組みなので、長く1箇所に住むのは得策ではない。定期的に引っ越しをすることで、家賃を抑えることができる。不動産に流動性をもたせたいのであれば、かなりいい仕組み。戦略の一つとして、日本も取り入れればいいのにな。と思う。


そろそろ、マンション暮らしもあきたから、次は、ルームシェアを狙ってみようかと思う!笑