自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

コロナと交通事故の確率を比較する

コロナが流行り始めた当初、コロナでも交通事故でもあう確率は一緒でしょという話があがると、それは意味合いが違う。不謹慎だという反応が多かった。


初期の話としては、その意味合いが違うことに同意。初動対応で、その後の裾野の広さが変わるという意味で、一丸となって感染を防ぐのと、交通事故のように、すでに車社会の中で、漫然となっているものを比較するのは、確かに違う。


だから、最初の数ヶ月はほぼ家から出なかった。買い物など最低限のことだけで外出して、外出後はシャワー浴びて、着替えて、買ってきたものも全部洗剤で洗ってしまうことを徹底していた。


だけど、かれこれ一年が経とうとしている今、経済状況に鑑みれば、本当に外出禁止が正しい選択なのか疑問に思う。


昔、回転扉で、子供が挟まれて死んだとき、世の中からほとんどの回転扉が消えた。私は回転扉が好きだった。なぜなら、外気を入れず内気を逃さない空調的にとても優秀で、エコだから。本当に理不尽だと思った。なんで、車で年間何万人も死んでも、車は無くならないのに、1人死んだくらいで、回転扉は大袈裟に騒がれ、消滅してしまったのか?と。


ひとつは、回転扉の有用性を人々が理解していなかったから。もうひとつは、なくなっても困らないから。さらに既得権者がいないか力を持っていなかったから。


車の場合は、違う。多くの犠牲を払っても、そのメリットや役割は大きい。そして日本経済を根幹で支える産業のひとつであり、関係者の声も大きい。だかは、どんなに人を殺し続けても、決してなくならない。


コロナの経済に与える影響は、どうだろうか?通常ならば、景気の調整弁となるサービス業のダメージがもっとも大きいことを考えると、単純に健康第一、命が一番大事でしょ。と言って、家に閉じこもり、経済活動を放棄することが本当に正しいのだろうか?車にひかれる可能性があるから外出しない。というのとは何が変わるのだろうか?と、数字を見ると思う。


続く