自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

不幸な人と付き合わない

人は、比較的狭い世界で生きている。無差別殺人事件の場合は別だけど、殺人事件の多くが怨恨だ。よくドラマでテーマになるのが、勘違いによる殺人。その中でも残念なのが、羨望。羨ましいという気持ちが人を殺す。


中でも、自分の境遇が、不幸だと思っている人が、自分の望むものを持つ知人の話を聞いた時に、恨みを持つ。例えば、お金がなくて色々我慢して節約して、自分の欲しかったものが買えず、あきらめた人が、友人がそのものを持っていると、羨ましいと思い、その羨ましさが、いつしか恨みに変わる。関係のない第三者が同じものを持っていたとしても、恨みにはならないけれど、知人だと恨みに変わる可能性がある。


それは、知人を自分と同じ状況下に置き、同じだけ幸せにならなくてはならない比較対象とするから。だから、知人と比較して自分が、相対的に不幸であると感じる。ただの不幸ではない。他人を巻き込んだ不幸感だ。


類は友を呼ぶ。


類なんだから、同じだけのものが与えられなければ、不公平だ。


そういう思考回路が、知人を羨み、恨み、意地悪し、究極は、殺してしまう。客観的に見れば、その知人が羨望を受けるような状況にいなくても、それは起きる。


私は私が他人だった羨ましいと思えるような人生を送るように努力しているけれど、他人が実際に私の人生を羨ましいと思うかはわからない。でも、私は友達を選ぶ時、私の人生を羨ましいと思う友達は選ばない、私の人生を面白いと思ってくれる人を選ぶ。友達と私は対等だから、一方的な羨ましいという感情はいらない。


相手の生き方を尊重できて、かつ自分自身が満足して生きているなと思う人を選ぶ。自分の人生が好きな人は、羨望で他人を陥れない。だから、私は、自分卑下し、自分を不幸に思っている人とは付き合わないように気を付けている。


幸福と不幸は、主観だ。