中間業者は悪か1 商社
長らく誤解していたことのひとつに商社がある。
私は、てっきり、ただの橋渡しだけをする。中間マージンを抜き取る嫌な存在だと思っていた。ところが、大人になって、その実態が全く違うことを知った。
正確に描写できていない部分もあるかもしれないけれど、
商社は情報命の投資ファンドかつ流通開拓業者。というのが私の中のイメージ。
まずは、どこに人が欲しているモノがあるのかを探す。
そして、交渉する。
そして、時には、育てる。
そして、モノを必要なところに橋渡しする。
おお!商社ってすごい!と思った。ちなみに、これは、世界ではほとんど見かけない商売方法で、いわゆる商社を英訳しようとすると、基本的に困る。Trading Company??
前半の3つ、探して、育てるまでは、投資家の仕事かもしれない。エンジェルさんたちも似たようなことしてますよね。でも、投資家は基本的に流通までは、面倒を見ない。
バイヤーも、買うけど育てないし、投資もしない。
モノを必要なところに届けるだけなら、ロジスティックだし、仲介するだけならブローカーだ。
でも、これを一貫している業種は、商社の他にないと思う。
日本独特の組織だったとは。
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