自由に楽しく分析して生きる道

超ポジティブな思想哲学:海外目線をからめてオチのある話を書きます。

親の遺産 教育と東京貧困女子。

カーネギーは、ありとあらゆるところに寄付をして、身内にほとんど遺産を残さなかったらしいけど、子供の頃から、きっと贅沢三昧に育ったところで、期待していたであろう遺産がなかったとしたら、がっかりかもしれないし、


親の教育方針として、子供たちもわかっていたのであれば、オヤジのやりそうなことだ。の一言で終わっていたのかもしれない。


我が家には、遺産と呼べるような遺産はない。
そもそもなんの期待もしていなかったが、
父が亡くなったときにも、揉めることもなく、平和なものだった。
今のところ、母が亡くなったとしても、骨肉の争いをする予定はない。
母が宝くじとか当たっちゃったら、揉めるかな。笑


ただ、生前父が言っていたのは、


親が子供に残せる唯一の財産は教育だ。


ということ。


そして、私は、大学に行かせてもらい、きちんとした教育を受けることができたし、それが今の自分に確実につながっている。つまり、私は教育という生前贈与をしてもらったので、ある意味既に大きな遺産を受け取っていたとも言う。もっとも、母は古風な考え方だったので、女の子は、大学に行かなくていい。と言っていたけど、珍しく、父が勝ったのだろうと思う。笑


貧困東京女子みたいな漫画が話題になる現実は、とても残念だと思う。
女の学歴に対する差別のある親が減ることを願うのみ。。。


が、そんなダメ親が教育を受け、改心する機会は限られる。漫画で変わる親がいるといいけど。。。


今となっては、教育が遺産だという考え方が、父のオリジナルだったのか、誰かの受け売りだったのかはわからない。ただ、漫画も本も好きだったので、もし、父がダメ親だったとしても、貧困東京女子を読んだら、きっと、改心してくれただろうと思えることが、子として何となく嬉しい。